佐藤家の蔵にて空庭さんの新年会を開催してきました。
堀内さん、サカシタさん、入江さん、よっちゃん、うえっち、
そらまゆさん、ぽこさんと僕とで参加しました。
(写真撮影/青空繭子、狩野哲也)
空庭さんには事前にみんなの他己紹介をお願いしておりました。
他己紹介中、「これはたいへんだな〜」とつぶやいておられましたが、
「他己紹介」は町にとって最も重要なことだと思っています。
他己紹介とは?
自己紹介ではなく、AさんがBさん、Cさん、Dさんを
紹介する試みを、僕は他己紹介と呼んでいます。
AさんがBさん、Cさん、Dさんを上手に紹介するためには
Bさん、Cさん、Dさんの魅力を知っていなければいけません。
意識せずにしゃべると、
「彼はスゴい人なんですよ」と
言ってしまいます。
スゴいとは、主観的なこと。
はじめて会う人にはスゴいという言葉では何も伝わりません。
なぜスゴいのかを伝えるには、
どういう試みをしていてどんな結果を出しているからスゴいのか、
客観的に伝えなければ知らない人には届かないものです。
蔵のオーナーの佐藤さんが
「今日は寺内町のことを知らない方が多くて残念に思いました」
とおっしゃっていました。
「多くの人に知られるような他己紹介を
真剣にしてこなかったのではないでしょうか?」
と僕は思います。
なぜ知らない方が多いのか、
そういうことを真剣に考える必要があると思います。
この寺内町はその歴史的な背景が大きすぎて
今の寺内町の人たちがどんなことをしているのか、
今の寺内町の他己紹介をおこなってこなかったのでは?
と思いました。
空庭さんが
「これはたいへんだな〜」とつぶやいておられたように
他己紹介は実はたいへんな作業です。
このblog、寺内町流行通信は、
町のDNAであるこの町の人たちを
どんどん他己紹介していければと思います。
狩野哲也
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